透明水彩 の 川柳

透明水彩のポイントやコツを川柳にしてみました。

中には字余りの句もあるので悪しからず。

New のマークがついている句は1ヶ月以内に発表したものです。

 

                                    更新日  2023.2/20

インスタグラムで発表した川柳

私のインスタグラムのアカウントでは、水彩画作品を始め、描き方・教室の様子・Q &A・そして川柳など

様々なコンテンツを配信しています。興味がありましたら一度覗いてみてください。

https://www.instagram.com/watercolor_ryoyu.fukui/

2022、1/29

インスタのストーリーズに発表

2022、1/30

インスタのストーリーズに発表

2023、2/4

インスタのストーリーズに発表

2023、2/11

インスタのストーリーズに発表

 

 



その他 現在72句の川柳を投稿しています。

筆選び 形 弾力 水含み

値段でない 描き手が決める 筆の価値

平筆の 使い勝手に 感心す 

水彩紙 思いの他に デリケート

水彩紙 紙の数だけ 個性あり

New 紙選び 重色するなら コットン紙

New 重色が 出来ない紙は 木材紙(木材パルプ)

修正が できる紙は 重色できず

 

水彩画 塗らないことの 大切さ

水の性 知れば知るほど 奥深し

実物と 水彩色は 違うもの

 

デッサンの アタリは薄く あっさりと

デッサンは 絵の一部と 理解する

デッサンの 線の強弱 生命線

そっくりの 線を描くより 自分の線

あせらずに 急がば回れ 下絵描く

塗る時に 初めて分かる 寸狂い

 

混色に 知っておくべき 色相環

簡単に 補色を混ぜて 渋い色 

色により 違いがありき 透明度 

 

塗った色 乾いた薄さに 驚愕し 

ムラのない 綺麗な塗りは たっぷりと

恐々(こわごわ)と 塗ると必ず ムラになる

手を入れて 直ぐまた入れる 恐ろしさ 

重ね過ぎ いつしか消えゆく 透明感

重色の 回数減らし スッキリと

 

塗る前に イメージすれば 迷いなく 

待つことは キレイに仕上げる 極意なり

濡れ具合 気にかけながら 滲ませる

柔らかな 風合い楽しむ 滲みかな

筆を寝せ そっと撫でるが ボカシかな

ぼかす筆 含める水は 少なめに

ぼかす水 量が多いは 水ムラに

ぼかすには アクリル筆が 向いている

スムーズに ぼかし出来たら いと楽し 

水加減 絶えず変えるは 上級者 

New 最大限 水の力を 利用して

バックラン 水がくれた 贈り物

New 水模様 人にはできぬ 離れ業

 

遠近感 遠くは薄く やや青に 

どこからの 光か分かり 陰影(かげ)描ける

目を細め 全体像を 把握する

立体感 重視するなら グリザイユ

グリザイユ 豊富なグレーで 楽しんで

固有色 囚われ過ぎは 不自然に

 

技よりも もっと大切 観察眼

自分の目 錯覚すると 自覚する

見逃すな 微弱なトーンが カギになる

物の色 暗くなるほど 青になる 

写真見て 鵜呑みするは 危険なり

 

筆圧と 速さを変える 筆さばき

 

風景は まずは切り取る 作業から

構図とは 主役を生かす 設計図 

 

技よりも 心豊かに 望むべし

失敗を 発見と考える 心持ち

失敗を 覚悟で進む 勇気かな

丁寧に 描く人いずれ 上手くなる

丁寧に 時に大胆 極意なり

楽しんで 描いた水彩 魅力あり

実物に そっくり描くは ほどほどに

 

様々な ルートがありき 手順かな

描き始め どこから描くかは 人次第

終盤は 塗り込めないで アクセント

仕上げには 早る気持ちを 抑え込み

 

生涯の 伴侶たりえる 水絵かな

何気ない 風景も 一期の出会い

努力して 結果が出ずも 次回の絵

 

 モチーフ編

花々を そのまま描かず 構成す

花の葉は 数を減らして レイアウト

細々(こまごま)と 木の葉に捕らわる 難しさ

木の陰は 遠くで見るが 道理なり

ティーカップ 模様の下に 陰ありき

 

 

現在の川柳の数は 72句 です(2023年1月19日現在)

         随時追加していきますので、時々ご覧になってください。

 

                                         since 2021.7/30